大井手町の家 U (義母の家)
所 在 地 : 兵庫県西宮市
竣 工 : 1997年12月
敷地面積 : 178.47u
建築面積 : 63.62u
延床面積 : 93.44u
‘95年の震災によって、我が家も義母の家も全壊しました。全壊した家は、昭和初期に建てられた木造2階建てで、屋根に土をのせた桟瓦ぶきに、荒壁と呼ばれる土壁、焼き杉板張りでした。夏の涼しさを旨とした造りですが、冬は隙間風がひどく、かなりの寒さでした。
新しい家では、土壁や無垢の木材のよさは受け継ぎながら、冬の寒さを防ぐ様にしています。太陽エネルギーで作った温風を室内に取り込み、基礎のコンクリートに蓄熱させます。一日を通じた家の室温の温度差があまり大きくならない様にしてあるのです。
南側から見た全景
2階から吹き抜けを見る
2階から吹き抜けを見る
2階和室
アプローチ
2階和室より吹き抜けを見る 関連コラムへ