中北幸環境・建築研究所

    中北 幸

1級建築士事務所登録番号 兵庫県知事登録 第201902号

〒662-0036 兵庫県西宮市大井手町7−4 [印刷用地図]

TEL: 0798-73-3447

FAX: 0798-73-3485


略歴

1952年 9月   大阪市に生まれる
1979年 3月   大阪大学工学部環境工学修士課程終了
    安藤忠雄建築研究所に入所
1995年 1月   阪神・淡路大震災により自宅が全壊、当時14歳の長女を失う
4月   安藤忠雄建築研究所を退所
5月   中北幸環境・建築研究所を設立
1996年12月   自宅とアトリエが完成 現在に至る

 

地球環境及び人間の健康に配慮した住まいづくりを中心に設計活動を行っています


趣味

料理 (なかなかの腕前と評判です)

旅行 (東南アジアの国々をめぐったり国内を旅したりします)

キャンプ (親しい友人数家族と自然に親しむために出かけます)

読書 (ジャンルは自然や環境に関するもの〜料理本までいろいろです)



 私が住まいの設計について常に心がけている点は二つあります。一つ目は構造のしっかりした家であることです。これまで手がけた住まいは木造がほとんどですが、国内産の木材を構造材に使用し、百年の寿命を持つ住まいを目指しています。

 このことは木の育つサイクルを配慮している訳ですが、さらに一世代ごとに住まいをつくっていくことはかなりの経済的な負担であり、環境への負荷でもあると考えています。三世代から四世代にわたって住み続けられる住まいづくりこそ、今最も重要ではないかと考えています。


 二つ目は、自然の恵みを感じとることのできる住まいづくりです。まず、太陽熱、地熱、雨水、風などの利用です。使用する素材については、それらが生産されてくる間にあまりエネルギーがかかっていないこと、住まい手の健康を害さないこと、また廃棄処分される時に自然に負荷を与えないことを基準に選定することを心がけています。

 日常生活の中で、ともすれば見失いがちな自然の営みに目を向けていくきっかけとなるようなものを住まいの中に散りばめていく、そういうことが住まいを設計していく作業にほかならないと考えています。